今市隆二…All LOVEの歌唱力は彼女と噂の西野カナより上?(「黒い画集-草-」エンディング)

三代目JSB今市隆二が遂に初ソロ曲でドラマ・エンディングテーマ曲!

ここ数年はめっきりテレビを観る機会が減ってきた感がありますが…それでも、ちょいちょい目にするのが、

「松本清張」

っていう単語ですww

なんだろう、もう、人の名前に思えないですね。マツモトキヨシ的な。「松本清張」って目にするとサスペンス、怖い、暗い…という絵が何となく思い浮かびます。パブロフの犬状態!番宣映像だけで、もうその世界は多分に感じられるわけです。

調べてみると、松本清張御大は小説家ですね。芥川賞、吉川英治文学賞など、名だたる賞を受賞しまくっている大御所です。テレビドラマ化された作品には米倉涼子さん主演の「黒革の手帖」、映画化された作品には広末涼子さん主演の「ゼロの焦点」などがあります。

ちなみに、「黒革の手帖」のエンディングテーマは安良城紅さんの「Here alone」、「ゼロの焦点」の主題歌は中島みゆきさんの「愛だけを残せ」となっております。

そして今回の「黒い画集-草-」。エンディングテーマ曲を歌うのは三代目 J Soul Brothersの今市隆二さん。

「All LOVE」 今市 JSB

曲名は、「All LOVE」。…うん、曲名だけ見ると中島みゆきさんと通ずるものがあるかも!?

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今回の「All LOVE」は初ソロ曲にして松本清張ドラマのエンディングに決まっているということで、かなりプロモーションにも力が入っているみたいですね。

 

「黒い画集-草-」とは?そしてエンディング曲「All LOVE」の世界観は??

黒い画集-草-

「黒い画集-草-」村上弘明さん、剛力彩芽さん、陣内孝則さんが主役級で、横山めぐみさんやかたせ梨乃さんなどの強力な役者が脇を固めるという重厚なオーラを出しているドラマですね。

あらすじは病院内で起こる不適切な関係や医療ミス、警察沙汰、などなど、サスペンスドラマのセオリーを真面目に踏襲しているものではありますが、この作品は松本清張の中でも異色と言われているようですね。とにかく、いろんなことが怪しいww

なんだろう、船越英一郎さんがよくやってるああいうのより、わかりにくい感じなんですかね?

そんなドラマのエンディングを飾る歌なわけですから、歌詞も怪しいのかな??

この「黒い画集-草-」のエンディングテーマ、「All LOVE」は、歌う今市隆二さん自身の作詞なんだそうですよ。

歌詞の内容を覗いてみると…

いろんな困難はあるけれども、最後は「許し」の心で人を信じよう、と。そこに光はあるから、と。…そんな解釈でいいのではないでしょうか。

つまり、「黒い画集-草-」には最終的にそういう救いが用意されているのでは、と思いながら観てみると、ストーリーに入り込んでいけるかもしれませんよ?

 

今市隆二の「All LOVE」は西野カナより上手い?

さて、この「All LOVE」ですが、バラードタイプのしっとりとした、優しいサウンドになっております。

切ないバラード…で思い浮かぶのは、私だったら西野カナさんなんですけどね。

…あっ、この今市隆二さんと西野カナさんって熱愛疑惑がなかったですか!?確か、同じ指輪をしているとかなんとかで。

これ、調べたところ、同じ指輪だったのは超偶然だったそうです。うーん、芸能人、歌手がこれだけの数で存在していたら、たまにこういうこともあるんでしょうねえ。お2人は美男美女だから、余計疑惑になっちゃったんでしょうね。^^

で、この二人ってボーカリストとしては勿論素晴らしいですけれど、どっちが上手いと思いますか?

…結論から言うと、これぐらいのレベルになるともう優劣を付けることは難しいですね。そして、聴く人の嗜好によっても、気持ちよく聴けるポイントが当然変わってきます。

具体的な比較だけいくつかしておくと、二人とも高音域では声帯の全体が振動する声(地声)は多用せず、ひっくり返り気味のミドルボイス、ファルセットを上手く使いこなすスタイルです。

異なるのは、リズム感です。西野カナさんはリズムにピッタリ張り付く、もしくは時折前に行くタイム感覚で歌っていますが、今市隆二さんは、ほどよく後ろノリです。この微妙なリズム感の差で、ボーカリストへの印象が気付かぬ間に変わってしまうんですよ。

ジャストのノリに近い西野カナさんの歌は、強い意志を持った芯のある女性というイメージがなんとなくしてくるような。。そして、バックトラックに対して後ろに後ろに歌う今市隆二さんのボーカルは大人の余裕で優しく女性を受け止めるセクシーな男性…みたいな雰囲気を醸し出しているかもかも。

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細かく言えば、今回の「All LOVE」はもしかすると録音時の体調があまりよくなかったのか、ファルセットのトーンがややクリアでなかったですね。いろいろ歌ってセレクトしたのがこのテイクであれば、厳しかったんだと思います。もしくは時間がなかったとか。本来はかなり上手い歌手ですから、これはコンディションなんでしょうか。

しかし、「黒い画集-草-」のストーリーから考えると、この苦しい感じが逆に映像の世界観に合致するかもしれません。タイアップって、そういう相性も大事ですから。

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いずれにせよ、今市隆二さんと西野カナさん、この素晴らしい歌手のお二人の歌を交互に聴いてみると、同じプロ歌手でもスタイルの違いって結構あるんだなあ、ということに気付けると思いますよ!

比較対象をこの二人にする必然性は別にないですけどね…熱愛でもないみたいだし。^^

(塾長)

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