歌唱テクニック: 発音の長さについて(歌上達のコツ)

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歌をうたう時、
どのタイミングで声を出すか、
つまり発音のタイミングについて
ボーカリストは注意すると思います。
しかし、「どこまで声を伸ばすのか」
について意識を持っていない
ボーカリストが多いのではないでしょうか。
歌に限らず全ての楽器には、
一つ一つの音をどこまで伸ばすのか、
短く切るのか、
次の音まで繋げるのかなど、
選択肢が多くあります。
もちろん三味線のように
サステイン(音の伸び)の無い
アタック感重視の楽器もありますが、
ボーカルは息の続く限り
音を伸ばすことができます。
この発音の長さを
「デュレーション」と呼びますが、
このデュレーションをどう決めるかによって
歌のクオリティや個性が大きく左右されるのです。
デュレーションを意識しないで歌うと、
フレーズの中の音全てが繋がってしまったり、
中途半端に伸びてしまったり、
綺麗に声を切ることができなくなります。
「あいうえお」という歌詞があったとして、
「あーいっうっえーおー」
「あーいーうーえっおっ」
といった具合に伸ばす・切るポイントを
アレンジすることで表現するのです。
課題曲がある人は、
オリジナルアーティストの
「デュレーション」をよく研究してみましょう。
上手く歌う要素の一つが、
その中に含まれているはずです。
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