「ダンジョンに出会いを求めるのは…」感想と第6話あらすじ！松岡禎丞のベルがハマり役

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第5話感想

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」略して「ダンまち」！！王道ファンタジー系作品ですが、MMORPGの様な雰囲気がありますね。もっとも今作はゲームの話ではないですが。

第５話でグリモアを読破する事でやっと魔法が打てるようになった、主人公の「ベル・クラネル」君。試し打ちの際、調子に乗って魔法を乱発し過ぎてマインドを酷使し倒れてしまいましたが、RPGをよくプレイする人にとっては共感できるような内容だったんじゃないでしょうか。覚えたての技ってすぐ使いたくなりますからね。ついつい乱発しちゃうんですよね。

次回の波乱を示唆する様な終わり方をした第５話ですが、ちょっと１話１話において話が中々進まないきがします。第１話はまぁキャラクター紹介も兼ねているのでそれで良いのですが、第２話以降はそれでは困ると思うんですよ。ストーリーは進まないけど、キャラの心情的にもの凄く深い所をついているとかなら話は別なんですけど。今のところ話が薄いです。

今回の第５話もただグリモアを読んでただ魔法が打てるようになったという事しかストーリー上は進んでいません。やるならもっとグリモアを掘り下げるべきだったんじゃないでしょうか。作品自体の設定はとっつきやすいものなので、そこが非常に残念ですね。

「ベル・クラネル」役は松岡禎丞さん…！！

大ヒットしたラノベ「ソードアートオンライン（SAO）」。そのアニメ化で見事主役のキリト君を演じきった声優・松岡禎丞さん。今作と同じ様にファンタジー作品で雰囲気も似たような作品でした。SAOの方はヴァーチャルリアリティのファンタジーではありましたが。

どちらも一見冴えなくてなよっちい主人公ですが、ヒロインが絡むと結構無茶なことをする王道な主人公という所は同じですね。いい意味で、見た目的にも中身的にも男らしくないキャラクターです。そこが松岡さんの声質や演技プランとグッドマッチングしていて素晴らしいです。

ベル君は魔法を除けばナイフ一本で戦っています。防具もかなりの軽装です。ファンタジー作品の主人公は片手剣ぐらいの武器は使っている事が多いので中々ユニークな設定です（レベルが低いからナイフしか使えないのかもしれませんが）。その設定を上手いこと使ってゲーマーサイド的にも面白いキャラクターに育っていくといいですね。

キャラクターは良いのモノを持っているでストーリーがうまく周るとアニメも更に人気が出そうです。

どうなる！？「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第６話

公式の情報だと第６話でようやくソーマファミリアの闇な部分に触れそうですね。第４話で出会った「リリルカ・アーデ」の本当の狙いやリリを騙そうという他の冒険者達の思惑、そして主人公の純真無垢な心…。様々な想いが交錯しそうな第６話、やっと物語が動きそうな予感がします。

なんやかんやで核心の部分は先延ばしされそうな気もしますが…。まぁ結果的に主人公の無垢な部分に魅かれて「リリルカ・アーデ」が本当の意味で仲間になるんでしょうきっと。

しかし、今作の物語の終わらせ方がわからないですね。ドラクエみたいに「魔王を倒して世界を守る」って話でもないようですし。フィールドにモンスターが溢れかえって困っているわけでもないみたいです。ゲームみたいに今潜っているダンジョンをクリアしてフィナーレなのかもしれませんね。

何クールやるアニメかはわかりませんが、まだまだ物語は始まったばかりですのでこれからに期待したい所です。