歌唱テクニック:アクセントの強弱について(ボイトレ塾)

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歌の表現でよく使われるのが、
音ごとにボリュームを付けて歌う、
強弱のテクニックです。
初級のボーカリストは、このボリュームを
細かくコントロールするのが苦手なようです。
フレーズ丸ごとを小さく、
あるいは大きく歌いきってしまうのです。
表現豊かだと言われるボーカルは、
文字ごとのボリュームの変化が細かいです。
小さい声の後に大きく、
大きい声の後に小さく歌う、
という呼吸が身に付いているのです。
このような強弱のテクニックを身につけるためには、
何より基礎の発声を充実させることです。
また、何故その音を大きく(小さく)
歌う必要があるのかも考えましょう。
これは、歌詞や曲の世界を表現するためです。
やみくもに
“感情を豊かに”
とただ念じたとしても、
その感情はどこからも湧き出てこないのです。
また、強弱を細かに付けたボーカルが歌えたとしても、
そこに理由がなければ
人の心を動かす歌を育てることは難しいでしょう。
「歌はテクニックはない 心で歌うもの」
これは、あながち嘘ではありません。
“心”が生まれた時に、
強弱を付けるテクニックが活きてくるのです。
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