オーディションに合格したい・プロ歌手になりたい人必読の記事です
成長できないボーカリストにありがちなこととは?
今回は、とても大事なお話です。
「自分のことを自分でどう思うか」
について自分なりに考えてみたいと思います。
(・・?)
ナンジャソリャ
…歌を練習している人が気にしているのは、
当然、
「今、自分はどのレベルにいるのかな?」
「自分の歌を聴く人がいたら、一体どう思われるのかな?」
ということですよね。
この2つ、凄く大事です。
まず、自分が今どの程度の技量を持っていて、
何が足りなくて何が長所か、といったことを
自分で考えるのは大事なことなんですが、
多くの場合、正確な判断、評価ってできないものなんです。
本人が思っている問題点や課題というのは、
何かのオーディションで審査員が見た時に、
イコールになっていることが、ほとんど、ないです。
つまり、自分では「こう」と思っていても、
「そう」じゃないんですよ。
発声の基礎が出来ている、
と思い込んでいても実際は未熟だったり、
1曲歌ってみた後に録音したものを聴いてみて、
ここは音程よかったけどここはまずかったな、、
という細かな判定も間違っていたり、します。
歌が上達するということは、そういう自分の声、
歌を正しく判定できる技量が付いていくということでもあります。
練習初期や発展途上のボーカリストは、
第三者(トレーナーや審査する側)の言葉から
情報やヒントを得るのが、近道です。
こういう人が一番よくないのですが…たまにいます。
↓
「俺ってまだまだなんですよ、
ここまでは出来ているんですけど
こういうところはまだ身に付いてないんで
もっと練習しないといけないですね。
このレベルまでは出来ているんですけどね〜、
もっとあのレベルまでいけるよう頑張ります。
自分、まだここのレベルに自分はいるんで」
…ところが、実際はもっと下のレベルにいたり、します。
つまり、「あの」レベルに到達したいけど
今は「ここ」にいる、と思いきや、
歌唱技術的にはもっと下の、
「そこ」にいる、というわけです。
「謙虚さ」さえ勘違い…
(´Д`;)/ヽァ・・・
どの分野、ジャンルにおいても、このタイプの修行者は
成長できる可能性が、残念ながら低いです。
何故なら、本来課題にしなければならない、
練習が必要な項目を「もうマスターしている」
と思い込んでいるので、そこを練習することは、一生ないからです。
そのギャップを埋めることがないまま、
効果のない練習を一生懸命重ねるので、
時間とエネルギーの無駄が、延々と続くのです。
自分が臨んでいる「あの」レベルに到達することも、勿論ありません。
そのようなタイプの人は、
心を「変える」という作業が必要です。
それに気付くことができれば、上達度は大抵の場合、加速します。
また、逆に、せっかくいいもの、魅力を持っているのに
それに気付かずに萎縮してしまっているボーカリストも、
多いような気がします。
この場合は、良いところを伸ばす練習が
出来ないわけですから、磨けば光るのに、
磨ける場所が見えていない、という状態ですね。
これは、第三者が教えてあげて、
気付くことができれば解決します。
自信を持つ。
これが最重要課題の人ですね。
“キミ、自分で自分のこと、ちゃんと見えてる?”
ところでハリウッド映画業界では、
オーディションの時、
自分で自分の能力をどう思っているか、
をシートに細かく記入させて
それを審査の要素にすることがあるそうです。
いかにもアメリカ的な手法で、
「自分がどういう状態にあるか」
を自分自身で理解できているか、というテストをするんです。
テストされるだけじゃなくて、
自分で自分をテストできるか、
をテストされるんです。Σ(゚Д゚;o)
要は、演技や何かに長けているだけではダメで、
それを自分自身、プロデューサーと同じ評価が出来ているか?
という目でも見られているのです。
“キミ、自分で自分のこと、ちゃんと見えてる?”
という感じでしょうか…。
平たく言えば、
自分は80点と思っているのにプロからは50点、
と評されていたら、まあ、どうなんだろう、ということです。
まとめますと、まずやるべきは、
ボイトレに取り組む時、歌を習う時に、
自分の課題、問題点、長所はどこなのか、
を正確に評価できる自分になりたい、
という意識を持つこと、
「自分が思う自分」の評価に、
ある意味で疑いの目を向けること、
指導者や審査する側の評価と自分のそれを比べて、
自分の状態について考える、見つめる時間を持つこと。
です。
あとは、そうですね、
もしスクールの先生や音楽業界の人に、
自分が思ってもみなかった自分の課題、弱点、
至らないところを指摘された時に、
それをどう受け止めるか、とかも大事です。
「自分が思う自分」を信じすぎると、
それが成長の妨げになるということにもなりかねません。
なんと申しましょうか…素直さが、大事です。
発声練習や歌唱技術の習得も大事ですが、
こうした「心」の部分が、
上達スピードに大きく影響してくるのは間違いないです。
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