人間が演奏すると必ず「誤差」が生じます(歌上達のコツ)

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歌を練習している人の多くが気にしていない、
しかしとても大事なことがあります。
それは、それぞれのボーカリストが持つ
「ノリ」や「リズム感」です。
「リズム良く歌う」ということを考えた時、
ほとんどのボーカリストはテンポにピッタリ合った
「ジャストのタイミング」を目指します。
これは、悪いことではなく有効な練習法です。
しかし、
上手い歌、人の心を惹き付ける歌を歌おうと思った時、
この考え方はある意味で、間違いになります。
ドラム、ベース、ピアノ、ギター…
そしてボーカル…
生身の人間が演奏するからには
コンピューターのように
正確なタイム感覚で演奏することはできません。
必ず、誤差が生じます。
この「誤差」をどう使いこなすかで、
ノリのよいボーカルにできるかどうかがかかってきます。
あなたが持っているCDの、
いろいろなアーティストの歌を聴いてみましょう。
注意深く聴いてみると、
少し急いで歌っている箇所や
ゆっくりと遅く歌っている箇所を発見できると思います。
歌手によっては、
常にルーズなノリで歌っている人もいると思います。
上手いボーカリストになればなるほど、
この「ズレ」を巧みにコントロールして
歌を作りあげています。
基本的なテンポ、タイム感覚から
どうリズム感をアレンジしていくのかが
そのボーカリストの技量、色になっていくのです。
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